『こんなもの買取できるの?』宝石・貴金属編(ダイヤ・ダイヤモンド)

リサイクル

『こんなもの買取できるの?』シリーズ

宝石・貴金属編(ダイヤ・ダイヤモンド)

リサイクルの現場でよく聞かれることを、現場目線でお答えしていく、
『こんなもの買取できるの?』シリーズです。

今回は、宝石・貴金属関連で【ダイヤ・ダイヤモンド】に注目していきます。

ダイヤ・ダイヤモンドの買取は『0~∞』です。

婚約指輪の定番『ダイヤのリング』。
以前では、【『給料の3か月分』】なんてよくわからない基準もあったりしました。
(結婚年齢や実際の商品の金額から考えると、おおよそ【100万円】くらいを基準にしたお話だったような感じです)

そんな『ダイヤモンド』、リサイクルの買取りでよくお持ち込みいただくのですが、『買った時の値段と買取の値段の違いにガッカリ』される方が多いです。

新品をお店で購入されるときは、『素材価格+加工賃+各種販売経費+お店の利益』等など、いろんな付加価値をプラスしての『商品価格』となっています。
ですが、それが『リサイクルの買取り』となると、『素材価格+相場リスク』が実際のところの買取り価格となるため、買取価格が購入時の『20分の1』なんてことがごく当たり前に…。

『100万円』で買ったものが、『5万円』って…。
宝石屋さんしっかり儲けていらっしゃる。と同時にみなさん、ご自身の持っているモノに過剰に価値をつけたがる『プラス思考』が素晴らしいです。
(無意識の思い込み:『アンコンシャス・バイアス』というそうです)

アンコンシャス・バイアスとは、日本語では「無意識の思い込み」「無意識の偏見」「無意識の偏ったものの見方」など、さまざまな言葉で表現されている概念です。

実際には、すごくきれいで価値の高い『ダイヤ』だったりするものもありますが、一般的には『よくわからない素人に店員がうまいこと言って買わせている』感がすごくあります。
ダイヤの価値基準の『4C』なんて、一般の人には判別できるはずもなく…。
(そんなダイヤの『グレード判断:4C』についてはまた別の機会でご案内いたします。)
とにかく『高級なお店で、良いものを買った!』というお客様の満足度とイメージで、結構しっかりとお金を払わされています。
(かくいう私はその辺の知識をちょっと持っていたので『業者さんからいい石を分けてもらって気に入ったデザインのブランドに持ち込み』という技を使ったので、普通にそこのお店で購入する場合の3分の1くらいのお値段でゲットできました。)

ここで、ちょっとだけダイヤモンドのかんたんな善し悪しの判別法を。
①:色味は『無色透明』に近いですか?
(ブラウンがかったり、黄色がかったりしている石は価値が低いです。いい石は限りなく『無色透明』になります)
②:石の中に内包物(カスや気泡)はありませんか?
(ダイヤモンドは天然の鉱石です。自然界で生成されるものなのでその生成過程で内部に内包物(カスや気泡など)が入ってしまうことは珍しくありません。黒いカーボンや気泡などはできるだけないものが価値が高くなります。)
③:カット面の模様はキレイですか?
(カット(整形)作業は人の手によるものです。石の形状的にどうしてもそうなってしまう部分もありますが、いいダイヤは『完全な対称や完璧な寸法比』をもっています。全体のバランスや面の取り方などを見てみましょう。)

ダイヤの価値を決めるのは、この①~③と『カラット(重量:大きさ)』の4項目になります。
ちょっとの知識で、良いものを選ぶことができるのでぜひ参考にしてみてください。
(※いいものはしっかりお値段も『いい価格』となってますので…。)

いろいろと書きましたが、ダイヤモンドについての知識アレコレでした。
みなさまも、しっかりわかって『いいお買い物』をしてくださいね。

いろんなご事情で、『このダイヤ(ダイヤモンド)どうしよう?』と思ったら、ぜひご相談ください。
しっかりその価値、見せていただきます!


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